仏教墓塔研修会に参加してきました

霊園部の森です。

この度、2月5日6日に京都にて開催された第32回仏教墓塔研修会に社員6名で参加させていただきました。
研修会ではお墓の意味や役割、またご先祖様の祀り方や般若心経について再度原点に帰る形で教えていただき大変勉強になりました。
中でも普段何気なく見ている光景にある、右回りや上座下座の法則のお話はとても面白かったです。

夜は全国の石材や霊園の経営店さんやご住職様との交流会に参加させていただきました。
こちらでは昨今増えている樹木葬や散骨、永代供養と墓じまいについての話題がやはり多く、ご先祖様を供養するという文化をどのようにして継承していくか、敵味方無く情報や熱い意見交換が行われていました。

2日目の研修会後、先生から「あの世」が疑似的に体感できるのでぜひ行ってみて下さいとお勧めしていただいた清水寺の隠れスポットに立ち寄りました。
「清水寺随求堂(ずいぐどう)胎内めぐり」というお堂の地下にある光がまったく指さない空間を右回りに手探りで進むという施設で本当に貴重な感覚が得られたので皆様もぜひ体感してみて下さい。
仏壇やお墓のお灯明(ローソク立て・墓前灯篭)が何故必要なのか分かります(汗)
ちなみに胎内めぐりは長野県善光寺様でも体験できるそうでこちらでは暗闇の先に鍵と門があり極楽浄土への生まれ変わりが体感できるそうです。


その後、八坂神社とそこから隣接している東本願寺大谷祖廟をお参りさせていただきました。
移動もスムーズにでき大変充実した2日間の研修でしたが新型ウィルスによる観光客の減少を目の当たりにし、京都の観光関係の方の苦悩も感じた2日間でした。
1日も早い渡航制限の終息と観光地の賑わいの復活を願っています。


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